約 2,621,325 件
https://w.atwiki.jp/kinsho_second/pages/3546.html
前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン) 第19話 幻想殺し(7) 戦わずして勝つのが最善・・だけど 7月31日(金) 「ふあ・・眠い。」 昨日はレベルアッパー事件の顛末で疲れてしまった。 無視してもよかったが、1万人の学生が何もしらないまま脳をつながれているのは 放置できず、(本当悪いクセだ。治安機関からすれば余計な・・・お世話) 結局、アンチスキルへ通報して、木山春生を拘束させた。 通話記録、監視カメラの映像、サーバのデータ、入手したデータをアンチスキル本部へ データ送信した。監視カメラで見る限り、なにやら治安機関と戦闘となり、大捕り物になり 多数の負傷者を出した。 はあ//手際わり・・いくら複数のレベル3~4の能力があるとは言え、拘束に失敗し、 取り逃がした上に、原子力発電所に攻撃されかけ、結局私にすがりつくとはどうゆう こと?AIM怪獣ね。。そりゃ私にすがるか・・ こっちはモニター見ながら0度Cのきんきんに冷えたビール風飲料と枝豆をつまみながら 実験の疲れをいやしていたのにさ。 気を取り直して、現場に駆けつけ、AIMビーストを超高圧プラズマで爆砕し、木山晴生を拘束、 あらかじめ入手済みの救済ソフトを流し、解決した。 普段は民間人、民間人と言うくせに。都合の良い時だけ、レベル5とおだてる。 なんなんだか。・・まあいい。社会奉仕活動も私の商品価値を上げるPublic relations よね。 でもさ・・と私は反問する。 あのアンチスキルの人々は何か感じなかっただろうか?自分達数十人でもなすすべもなく、 あばれまくった怪物を、瞬間でひねりつぶす怪物(美琴)が、自分達に牙をむくことはないか 恐怖を抱かないのか? 今は正義面している私が、手のひらを反したら何が起こるのか想像したら? 感情という制御困難なOSに支配されている、1個人が「1000兆KW」という文明を 粉砕できる力を持っている現状に恐怖をいだく日はこないのか? そんな核兵器以上の超兵器を保有する学園都市へ世界が恐怖でおののく日がこない といえるのか?もしも学園都市へそれ以外の70億人の恐怖心が 焦点を当てたらどうなる? 最悪は、戦争?それも想定する必要があるのではないか? あの魔術師は言った、2007年12月31日に世界は変わったと・・・ 本当にそうなのか?だとしたら私も変わらなければならないのか? そもそも私はいつまで、「人」でいられるのだろう? まあ・・いい。答えを出すまでまだ少し時間があるだろう。 それに・・世界を変えるのは私だけではない。 彼がきっと私を守ってくれる。 私が彼を守り、彼が私を守る。 「さあ」 ・・いつもどおり5時にシャワーを浴び、入浴し、眠気をさます。 睡眠時間3時間ね。まあ生体電気を操作すれば睡眠サイクル2回分だから 十分だけどね。でも本当は5時間は寝たいな。 でもいいか・・今日は当麻と「デート」だし。 さあて、あんまり食欲ないからシリアルと牛乳だけにしょ。 ・・・・移動・・・1分・・・ 「当麻君おはよう」 「ああ美琴 おはよう」 「どうできた?」 「見ての通り、まだまだ終わりません」 「当麻君もう飽きた?無理ないか。あのさ・・もう時間ないから、 後は答えだけ埋めてもう終わらせよう少し雑談するから・・」 「悪いな、美琴俺が遅くて」 「本当は自力でやってほしかったけど、まあ50%できたからいいわよ 焦りは禁物だから」 「でも美琴 まだ夏休みは1月あるぞ?別に来週でもいいんじゃないのか」 「当麻君は日常を変えるのよね。約束したでしょ。先送りしない。 まず満点でなくとも終わらせる。いいわね。」 「えまあ・・」 「お・わ・ら・せ・る・の・よ・ね?」 美琴は周囲の空気を帯電させ青白い光を放出し始める 数十億ボルトを超える超高圧電流が、見たこともない色で輝き始める 上条は両手を切断されたことを思い出し、恐怖でおののき始める。 「は・・はい わ・わかりました」 「よろしいでは開始 2時間以内よ 解答写すだけでいいからね」 (当麻・・本当は自力で全部解答してほしいのよ でもできないことを 理由に立ち止まっては 結局できなくなる 今は完遂する喜びを味わってね) 美琴は、Note pcでいつもように、仕事をしながら、ちらちらと彼の勉強を見ていた。 (ふふ・・書き写すだけでいいのよ どうせ 復習にすぎない宿題だからさ・・ でも 勉強をするクセをつければそのうち自分でできるようになる) 「終わった・・なんとか」 「当麻君・・どれどれ 一応確認させて・・全部合っているわね。スキャンさせて」 美琴はA4の解答用紙をスキャンし、PDFファイルを作成し、PCへ 保存し、メールを作成する。 「では、と送信 と、当麻君 宿題は月詠先生にデータ送信したわよ。」 「美琴・・本当 ありがとう。」 「ふふ、どうしたしまして」 「じゃ・・美琴 たまには、・・・」 「そうね、宿題のデータは送付済み、バックアップはスキャン済み いいわ じゃファミレスでも行って、だべりましょうか? 今日も暑いしさ・私おごるわよ」 「美琴悪いよ、ファミレスならランチがドリンクバー込みで2人で2000円だろう 俺が出すよ、ご多忙な御坂美琴さんを1週間も拘束したんだから」 「ふふ・・じゃ行こうか?手をつないでいかない?」 「へ・・?」 「私は、当麻君がだ・い・す・きなのよ」 「そうか、・・いや俺も美琴が好きだよ」 「当麻君・・あんまりフラグ立てちゃダメよ」 「へ・・?」 美琴は、ここ2週間あまりの監視カメラの映像を思いだす。 上条当麻は、ごく自然に呼吸するように女の子を救い、喜ぶことを行い、 まるで図ったように、やさしい言葉を語りかけるのだ。 ・・・・こいつは天然フラグ男だわ・・・ 用心・用心、私が特別なんて考えたらやけどするわ。 じゃ・・ちょっとつついてみるか 「当麻君が女の子に優しくするのは素晴らしいことだと思う だけど、全員を恋愛対象にはできないわ。残念だけどさ」 「いや・・俺はそんなつもりじゃ」 「そうね。当麻君はそうじゃないのよね。 自分が助けたいから助けるのよね でもどうだろう 当麻君が助けた女の子はみんな好感を持つと思うわ だけどいづれ誰かひとりを選ぶ日がくる。 そのことは知っておいても損はないと思うわ。 で・・私への感情はLIKE とそれともLOVE どっちかな? まあ どっちでも日本語は「スキ」だもんね。いいわよ 当麻君が「スキ」ならそれでいいわ」 「今はLIKEかLOVEか正直わからない。美琴の言う通りだ。 だけど俺が美琴を すきなのは事実だからそれだけは信用してくれ^ねかな それに、美琴は勘違いしている。 俺にはっきりと好意を口に出し、お金を援助して、食材を購入し、 勉強を助けてくれたのは美琴だけだ。 だから俺には美琴しかいない」 「ありがとう 当麻、じゃいこう」 美琴は手をつなぎ、ファミレスへ向かう。 当麻と親密な関係になるという作戦は第一段階を終えた。 一歩・一歩特別な関係に進みつつある実感が 美琴にいいようもない高揚感を与える。 だけど、まだ・・早い すべてをさらけだすには 美琴は心の高揚を抑え込み、ファミレスへ向かう。 久しぶりね。ファミレスなんてさ・・ ・・2人はファミレスへ入る。・・・ 「当麻、このランチおいしそうね」 「そうだろう。1000円でドリンクバーサラダーバーつき 日替わりチーズinハンバーグ定食」 ・・食後・・・ 「結構美味しいのね」 「お嬢さまの口に合いましたか」 「ええ・・とってもね」 (うーんおいしくないとは言えないわね。 正直・・解凍した冷凍食品だけどさ・・まあいいわ 結局いつかはこの味になれなきゃないのね) 「それはよかった」 「当麻君 お疲れ」 「美琴 ありがとう」 2人はビール風飲料で乾杯し、宿題終了を祝う 「美琴は忙しんだろう よく解答集や解説集を作る暇あるよな すごいよ美琴は」 「それは 当麻君が大好きだからよ」 「美琴・・」 「当麻君の言うとおりよ、スキなら好きとはっきり言わないと 心は伝わらない。だから私は何度も言うわよ、当麻君ダイスキ」 「美琴 俺もダイスキだよ」 「ふふ・・ありがとう」 「そろそろいいかな、時間ね じゃ・・明日はちゃんときてね」 「ああ9時だったな。盛夏祭」 「いっぱいサービスするわよ 楽しみにして」 ・・・・・・ 美琴は当麻の後ろ姿を見送りながら、 ひとりごとを言う さあ明日は楽しみね。 上条当麻アンタのスキは言葉では聞いた。 だけど、いまひとつ私はアンタを信用できない。 本当に私がアンタのただ一人の存在か確かめさせてもらうわよ。 さて・・私は現況を振り返る。 情勢は・・あまりではなく、正直よくない。 私は、学園都市以外のすべての外部から疎まれはじめている。 私は、戦いは好まない。だけど、私の強大すぎる力は、 ひとつはクローンによる実験と、 ひとつは、超荷電粒子砲実験を産み その2つの実験を通じて、一方通行と超荷電粒子砲という 化け物を作り出した。 化け物の存在は外部の世界に衝撃を与え、その漫然とした 恐怖心の矛先は今、化け物を作り出した学園都市 そのものへ向かいつつある。 魔術勢力だけでなく、多くの政府も軍隊を圧倒するレベル5を 有する学園都市の異常性に対して恐怖心を募らせている。 そしてなにかきっかけさえあれば「超荷電粒子砲」が原因で 戦争すらおきかねない。 けれど、あらゆる幻想をぶち殺す、「幻想殺し」なら、いがみ合う 世界を変え、何一つ失うことなく、みんなが笑って過ごせる世界を 作れるかもしれない。 それは私の妄想かもしれない。 けれど・・超能力も「自分だけの現実」を研ぎつくし、AIM拡散力場 と脳の演算によって具現化したものだ。 私はこの230万人の学園都市で最高峰の演算能力を持つ。 その頭脳が明晰夢のように彼が切り開く新しい未来を感じるのだ。 そう・・私は彼を信じる。 そう・・私は彼の力と夢を信じる。 私は上条当麻とその周りの世界を守る。 何一つ失うことなく、みんなが笑って帰れる社会のために。 前ページ次ページ上条さんと美琴のいちゃいちゃSS/とある科学の超荷電粒子砲(プラズマ・キャノン)
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/2304.html
【種別】 行事 【初出】 アニメ とある科学の超電磁砲 第一九話 【解説】 普段は一般には開放されていない常盤台中学学生寮が、年に一度、外部に開放される文化祭のようなイベント。 開催時期は明確に描写が無いが夏休み期間中の1日であるようで、招待客のみ入場が可能。寮生は全員メイド服を着用しており、寮生による生け花等の展示が行われる。 入場口では警備員の黄泉川と鉄装が警備を固めていた。 振る舞われる料理は繚乱家政女学校の監修で舞夏が手伝いに来ていた。 招待客の中にインデックスがいたため、その大食いに舞夏は(おそらく自分で招待したのであろうが)多忙を強いられた。 庭のステージではチャリティーオークション(収益金は置き去り(チャイルドエラー)の施設に役立てられる)のほか、 美琴によるヴァイオリンの独奏が行われていた。 演奏を前にして柄にもなく緊張する美琴の前に、インデックスを探す上条が現れる。 記憶を失った上条にとって美琴は「初対面」だったが、美琴は「からかいに来た」と思い、激昂。 上条は逃走するが、ひとしきり激昂したことで落ち着きを取り戻した美琴は演奏を成功させた。
https://w.atwiki.jp/shinkaisoku/pages/15.html
管理人&副管理人のプロフィールです。 管理人 名前:フライング東上 imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (0000011.png) 居住 埼玉県の西部 最寄り駅 東武越生線の複線区間終端駅(越生寄り) 年齢 14歳 中学生 趣味 RailSim マリオ ゼルダの伝説 鉄道撮影その他もろもろあります お気に入りの車輌 秩父鉄道1000系、阪急8000系、3300系、103系 性格 勉強は嫌いではないがやる気が出ない(やる気があると結構いい成績とる)、短気、マイペース ひとこと このページの管理人です。結構適当になってるところもありますけど、ゆっくり見ていってくださいな。 副管理人 名前:新快速@藤和エリオ (旧名:新快速) 居住 大阪 最寄り駅 JR西日本 東海道本線 塚本 年齢 14歳 中学生 趣味 鉄道 アニメ Railsim 好きなアニメ 電波女と青春男 けいおん! 俺妹 とある科学の超電磁砲 ゆるゆり など 好きな曲 Os-宇宙人 コネクト Irony onry my railgun GO!GO!MANIC 学力 バカ(動物イカの頭) 一番好きな車両 223系2000番台 一言 当ホームページの副管理人です!!JR西日本・アニメに関することなら何でも言ってください! 副管理人 名前:38101F@井草しいな 居住 埼玉県の南部 最寄り駅 西武新宿線の所沢市内どこかの駅 年齢 15歳 高校生 趣味 RailSim 好きな曲 って言ったらT-SQUAREの曲(小さい頃TRUTHを聴き過ぎてw ひとこと たまにRailSimの動画を作る人、すぐに投げる時もある気力の無い奴wパソコン壊れてDSから
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/3093.html
ここを編集 ■ゴーストハント 動画検査 ■劇場版 灼眼のシャナ 動画検査 ■ぽてまよ 動画検査 ■とある科学の超電磁砲 総作画監督 14(中・松) 作画監督補佐 1(清・冨・木・鈴) 3(永・松・佐藤・沼・し・宮・橋・伊) 24(神・冨永・小川浩・林) ■オオカミさんと七人の仲間たち 作画監督 5(谷) 10(谷) 作画監督補 11 ■夢喰いメリー 作画監督 5 9(新・熊・伊・明) 12(熊・徳・冷・音・亀・冨) ■関連タイトル とある科学の超電磁砲 Blu-ray BOX〈初回限定生産サントラ付き〉
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/1923.html
【種別】 人名 【初出】 アニメ とある科学の超電磁砲 第三話 【CV】 田村ゆかり 【解説】 関所中学校の二年生で、レベル2の視覚阻害の能力を持つ少女。13歳。 前髪に隠れているが、太い眉毛が特徴的。 過去に付き合っていた彼氏が常盤台中学の生徒に取られたことがある。 (実際の理由は彼女の眉毛を彼氏が嫌がったからの模様) その出来事から常盤台中学の生徒を憎み、復讐を開始。 その手口は視覚阻害の能力を使って忍び寄り、 スタンガンで気絶させた後にマジックでぶっとい眉毛を書くというもの。 しかも、そのマジックは1週間は消えないという学園都市らしいスグレモノである。 放課後から夜の1日で生徒6人が餌食となり、その中には婚后光子も含まれていた。 翌日には偶然常盤台中学の制服を借りていた佐天涙子がケーキ屋の洗面所で襲われ、 7人目の被害者となってしまう。 が、その時鏡で彼女を視認した佐天の証言から彼女の犯行が発覚。 初春を指令塔とした佐天と黒子の連携により追い詰められ、 最後は美琴の手で捕縛。警備員に連行された。 短期間で身体検査で検出された以上の能力を使っており、 幻想御手使用の疑いがあり、 後に介旅初矢と同時期に意識不明に陥った。 また、事件後は佐天と手紙のやりとりをしており、 夢で会えるようにと佐天からもらった手紙を枕の下に入れて寝るなどしている。
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/331.html
【種別】 施設名 【初出】 三巻 【解説】 常盤台中学の学生寮は学舎の園の内と外に一つずつあり、それぞれ内部寮・外部寮とされている。 原作小説や漫画などで頻繁に登場する、御坂美琴と白井黒子が住まう寮は外部寮の方である。 当然ながら、どちらも女子寮である。 【常盤台中学外部寮】 第七学区に存在する。常盤台中学学生寮前というバス停も存在する。 近代的な街並みの中にドカンと建てられた石造り三階建ての洋館じみた建物。 庭はなく歩道沿いに建っている。 外観を見た上条は、 古めかしくは見せているが最新式のセキュリティ満載なんだろうと当たりをつけていた。 玄関を入るとホールで、階段と左右に向かう廊下があり、全体に貴族の邸宅のような雰囲気になっている。 部屋自体はホテルのような感じになっているようだ。 アニメとある科学の超電磁砲19話や同作二期のとある科学の超電磁砲Sでは、 図書館と言っても差し支えのない規模の図書室や、ステージを組める程の専用庭の存在も確認された。 御坂美琴と白井黒子はここに入寮している。 二人はルームメイトで部屋番号は二〇八号室。 黒子は美琴の本来のルームメイトではなく、別の同居人が居たのだが、 美琴と敵対する立場にあったようで、 黒子曰くあくまでも合法的に出て行ってもらったらしい。 ちなみに土御門舞夏も学校の実習でこの寮にはよく出入りしている。 帆風潤子もここの寮生であることがアストラル・バディ第2話で明かされた。 寮の朝の生活リズムは、 午前七時:起床、以後三十分以内に身だしなみを見苦しくない程度に整える。 午前七時三十分:食堂へ集合、点呼を取ってから午前八時までに食事を完了させる。 というもの。 また、寮則により、寮内での能力の使用は堅く禁じられているらしく、大っぴらに能力を使用してしまうと、 鬼の寮監がやって来て、レベル4だろうが、レベル5であっても、恐ろしい目に遭うようだ。 夏頃には「常盤台中学女子寮盛夏祭」という行事も催される。 【常盤台中学学舎の園内部寮】 学舎の園の内にあり、婚后光子が転入の際に美琴に案内してもらっていた。 食蜂操祈も学舎の園内部の方の寮に入っている。 これには万一の場合に備え、強大な能力を持つ二人の超能力者を別々に管理することで、二人が協力して行動することを防ぐ狙いがある模様。 【所属寮が判明している学生】 常盤台中学学舎の園内部寮 婚后光子 食蜂操祈 常盤台中学外部寮 帆風潤子 御坂美琴 白井黒子
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/7808.html
autolink() RG/W26-P08 カード名:美琴&御坂妹 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 ● パワー:2500 ソウル:1 特徴:《超能力》? 【起】●助太刀3000 レベル2[① 手札のこのカードを控え室に置く](あなたはフロントアタックされている自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+3000) ミサカ姉というのは妹のワガママを聞く義務があるのです レアリティ:PR illust.- とある科学の超電磁砲S ブースターパック 発売記念大会 参加賞 WGP2013 タイトルカップ「とある科学の超電磁砲/とある魔術の禁書目録」 参加賞
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/57.html
とある学区の飲食店の隅、テーブルに映画のパンフレットらしき物が広げられている。 それを見ているのは中学生くらいの小柄な少女。 呆れるようにその少女に耳を傾けているのは、ファッション誌から飛び出してきたような少女。 「ダブルヒロインで送る王道ファンタジー…くくっ、超詐欺な煽りですよね」 口元に手をあてつつ、堪らないといった様子で笑う小柄な少女。 「もーいーよ、それ何回目だ?」 だるそうにテーブルの端へ追いやられたシャケ弁をつついているモデルのような少女は、うんざりとした声を漏らす。 彼女が食べているソレは、どう見ても飲食店にあるメニューではないが、そんなことは最早誰も気に留めない。 「だって、この真ん中のヒーロー超死にましたよ?」 「笑っちゃうねー」 棒読みで返された言葉を気にせず、小柄な少女は更にヒートアップしていく。 「戦争の最中にある二つの国、その姫君が魔竜にさらわれた。 巣窟へ潜り込んだ少年は、逃げ出すため二人を連れ出す。 しかしその途中、少年は魔竜の手により命を落としてしまった。 残された二人は少年の遺したペンダントに秘められた力で魔竜を封印、無事帰還。 国に帰った二人は戦争を止め、末永く二人で暮らしましたとさ」 だらだらと長い内容を、真顔でさらりと言い終える。 その表情は次第に歪んでいった。 「…ダブルヒロインでその二人が超くっつくとか、ヒーローいらないですよ」 バシバシとパンフレットを叩きながら、声を上げて少女は笑う。 叩かれている勇ましい少年の顔が、泣き出しそうにも見えてくる。 「…麦野?」 「ちょっと同情しちゃった」 麦野と呼ばれた少女は心底哀んでいる視線をパンフレットの中の少年へ向ける。 食べ終わったらしい弁当の容器を更に端へ寄せつつ、口を開いた。 端へ寄せた容器を持ち帰るつもりはないらしい。 「こーゆーの流行ってんの?絹旗は観てるから知ってるでしょ」 「ガールズラブですか?最近は超増えてきた気もしますね」 絹旗の答えに、「ふぅん」とつまらなさそうに鼻を鳴らす。 一見嫌な反応に見えるが、意外にも絹旗は目を丸くした。 麦野という人間を、よく知っているからこその反応だ。 「超驚いた。拒絶反応起こしそうな人ナンバーワンなのに」 「あ?人をなんだと思ってんのよ」 「我儘で冷徹で人を殺すことでイッちゃう超能力者サマ?」 しん、と場が静まった。 麦野らがいるテーブル席だけでなく、周りの席も絶対零度に凍りつく。 「オ・シ・オ・キ・か・く・て・い・ね」 形容し難い不穏な音と共に、宣言をした麦野の手のひらに白狂した電子線がループを始める。 「ひっ?!今もまた私をブチ殺して超よがり喘いじゃうーッ?!」 ガタタッ!と大袈裟な身振りで席のシートに身を寄せる絹旗。 超能力者は表情も色も感情の起伏すらもなくして、それを呆然と見る。 「お前この短時間で私人生史上ワーストスリーに残る最悪な台詞を2つも吐いてるわよ」 ほう、と絹旗が意味深な息を吐いた。 「私が2、3位に超入ったと仮定して…1位は?」 「仮定すんな、そして問うな」 麦野が忌々しいものを見るような目で、絹旗を睨んだ。 やがて諦めたように目を閉じ、この世の終わりを前にしたかのような声色で。 「…麦野にぶっかけたい。あとぶちこんで文字通り泣かせたい訳よ」 「ああ、超変態鯖缶女ですか」 「あんた結構厳しいわね。まぁ間違っちゃないけどさ…」 「確認しますが、彼女…超生えて―――「るわけねえだろ」 グラスを手に取りながら、麦野はわかりやすいため息をつく。 絹旗はそんなことはお構い無しに、軽く身を乗り出した。 「で。超意外と拒否しないんですねぇ」 どうやら先程の話の続きのようである。 麦野としてはまた下らない事を言われるかと、内心憂鬱だった。 しかし、しっかり対応するあたりは、少女を無下に扱う気にはならないのだろう。 「うちら女だけだし、過剰なスキンシップもなしきにあらずじゃん」 「慣れ、ですか」 「諦め、とも言えるわね」 はは、と2人は乾いた笑い声を上げた。 ふと、絹旗が真顔になる。 「…麦野は、恋しちゃいますか?」 「なにが?」 唐突な質問だった。 訝しげに麦野の眉が潜められる。 またふざけていると思ったのだが、絹旗の表情は麦野の教科書には載っていないもので。 憂いを帯びているようにも見える…そんな表情で、絹旗はパンフレットの中の少年にツツッと指を這わせる。 「…闇から救い出してくれる、ヒーローが超現れたら」 ぽつりと、どこかへ吸い込まれてしまいそうな声。 絹旗はパンフレットに目を落としたまま呟いた。 麦野からは、その表情は陰っていて窺えない。 「…ないな」 麦野は大して悩みもせず、スッパリ言い放った。 「そんな甘い話、ないわね」 麦野らしいな、と絹旗は人知れず笑う。 どこかで不安だった。 こうして文句を垂れながらも、だらだらと付き合ってくれる彼女が 彼女にとってのヒーローが現れた時、黒で汚れた自分になど見向きもしなくなるのではないかと。 馬鹿馬鹿しいと思いながらも、麦野のたった一言に少女は救われていた。 「そう、ですか」 「ん。それに私なら、一緒に堕ちてくれる人がいいわね」 ダークサイドヒーロー…。 と、一瞬だけB級レベルの単語が絹旗の頭に浮かんだ。 「いると思いますか。そんな超都合のいい―――」 「いるいる」 絹旗は苦笑した。 麦野は一体何を言っているのか、と。 堕ちてくるなんてヒーローの役割ではない。 ヒーローは救う者であり、堕ちて救われる役はヒロインが適切だ。 (…あ、) 麦野は既に堕ちている、つまりヒロインの立場。 では共に堕ちてくれる者とは。 そう、ヒロインだ。 絹旗は絶句した。 麦野が望んでいるのは、このB級映画ようなダブルヒロイン。 ヒーローに救えなかったヒロインを、お互いが救い出す…そんなものだ。 (でも、一緒に超堕ちてくれる人なんか普通は…) 絹旗はチラリと麦野を見た。 「例えばさ……」 不敵に笑う彼女は、歌うように言う。 「……あんたとか」 麦野の表情は自信に満ちていた。 どうしよう、絹旗は思う。 麦野の言葉に、心臓がこれ以上ないくらい早鐘を打つ。 とりあえず何か声を出そう、そう思っても掠れた空気しか出ない。 (や、ばっ…) 麦野の表情が崩れていくのを見たくない。 そう思っても身体が言うことをきかなかった。 映画の中のヒロインも、こんな気持ちだったのだろうか? だとすれば、B級なんかじゃない。 あれはとんでもなく素晴らしい映画だ。 絹旗はそう思うと、少しだけ笑うことが出来た。 「笑うなよ。…自惚れだったかにゃーん?」 「……まさか、」 (超意外と鈍感なところもあるんですね…) 確実に自分だけではない。 滝壺もフレンダも、麦野に言われればどこまでも堕ちてくれるだろう。 だからこそ、絹旗の中に麦野を独占したいという、小さな欲が生まれた。 「私 な ら、むしろ超しがみついて行きますね」 「へー。嬉しいこと言ってくれんね」 頬杖をつきながら、目を細めてあからさまに笑った。 対する絹旗の反応が少しだけ遅れる。 普段はドライな麦野だったが、気が緩んでいるのか素直な笑顔だった。 絹旗にはそれが意外だったのだ。 そして同時に、どうしようもなく幸せな気分に見舞われる。 冷酷な仮面の裏に隠れた、素の表情を自身に見せてくれた事は、絹旗にとってとても大きい。 (…超、まただ) 心臓が早鐘を打ち、胸が苦しくなる。 もがけど這い上がれぬ闇の中で、最も見慣れた闇に惚れた。 その事実を認識する。 いとおしい甘い痛みが胸を支配する、その感覚に溺れてしまいそうだ。 「…麦野は?」 「ん?」 年相応の柔らかい笑顔で、麦野が応える。 「例えば、私の超ヒーローになってくれますか?」 自分はなんて恥ずかしい事を口にしているんだろうか。 言い終えて、絹旗は口唇を一文字に引き結んだ。 そこまでして吐いた言葉を、麦野は首を緩やかに振るだけで否定する。 「ならないわ。私には救えないからね」 「……ですよね」 「でも、一緒に沈んであげることならできる」 ギチギチと口唇が引き裂かれてゆく。 眩しかった表情が、闇に生きる為のそれに変わる。 深い場所へ誘うようにも、それは見えた。 「あんたが求めているのは、こっちだよね」 クスクスと笑みを漏らしながら、麦野は言った。 人を小馬鹿にしたようにも見える態度は、麦野の悪い癖だな。 そう思いながら、絹旗は新たに生まれた感情に身を委ねてみることにした。 「超信じられませんね」 「あァ?」 ピクッ、と麦野の眉が僅かにつり上がった。 普段ならばその時点で謝っているところだが、絹旗は敢えて踏み込む。 麦野をかき回してみたいというこの新たな感情を、絹旗は捨てられない。 「麦野が私と超堕ちるだなんて…私だけ蹴落とされそうです」 信用ならない、という言葉を真正面から突きつけられた麦野。 僅かな怒気にさらされていた表情は、途端に寂しそうに色を失う。 下唇を小さく噛む、そのらしくない姿に絹旗は何かが背を這いずるような、未知の感覚に襲われた。 「ほ、本気で言ってんだけど…蹴落とす訳ないでしょ」 いつもの存在を主張するような堂々とした声ではない、引っ込み思案の少女を思わせるような声で。 「ここは信じて欲しいモンだけどなぁ…」 ああ、超やばい。 どうしようもない快感が、絹旗の中で縦横無尽に駆け巡る。 人の上に立ちたがる麦野が、何故それをしたがるのか? その理由が、今ならわかる。 「じゃあ、超受け入れてください」 何を?と訊ねたそうな麦野だったが、絹旗は間を開けずに言う。 まるで、拒否権はないというように。 「私を」 不意に絹旗の身体が傾いた。 「ッひゃん?!」 麦野の身体が大きく跳ねる。 思わず口を押さえた麦野だったが、そのままの状態でくぐもった声で言う。 「な、なにしてんの…っ?」 小さな身体を屈めて、テーブルの下へと手を突っ込む少女へ問う。 その間にも、膝から太ももにかけてを細い指が這う。 よく効いている冷房のせいか、ひんやりとしたその指はまるで別の生物のようだった。 「まさか拒みませんよね?超信じてほしいですもんね…?」 麦野は答えなかった。 ぞくぞくとした感覚に身を震わせながら強く目を閉じる、その行動が肯定だと伝えるように。 「…」 思い込んだら一直線、とはよく言ったものだ。 麦野をそう評していた滝壺を心の中で大いに賞賛しながら、絹旗は小さく笑んだ。 「麦野、」 肩をすくめ小さく身を震わせる姿は、最早誰なのかと疑うレベル。 これは自分がさせているという事に絹旗は少しだけ得意気にしつつ、何故か保護欲に駆られていた。 人を殺す事に躊躇いを感じず、更に自分より歳上かつ身体も大きな少女に保護欲が湧くというのもおかしな話だった。 が、今すぐ抱きしめて笑顔が見たいと思う。 (…どこからどう見ても私が超勝っているのに) 実際は惚れた自分の負けだと、絹旗は自嘲した。 「ごめんなさい、超やり過ぎました」 「……いいけど、別に」 ツン、とした表情に戻った麦野が照れくさそうに呟く。 絹旗からすれば可愛らしいことこの上ない姿も、麦野にとっては羞恥でしかなかったのだろう。 その強がりが、また可愛いと思わせるのだと麦野は知らない。 「…信じます、麦野のこと」 「最初からそーしろっての」 本当はずっと信じていたけれど。 嘘をつく子供の自分を、どうか許してほしい。 絹旗は一つ笑って、「私と一緒に、沈みましょう」 この都市のクソったれな最深へと、過去も今もこれからもずっと。 その約束を、今交わす。 ずっと前から喧騒を取り戻している店内で。 小さな少女は席の端に立て掛けられたメニューを手に取る。 それからテーブルに身を乗り出して、対面している愛しい少女へ呟く。 「ずっとですよ…超ずっと」 「私でいいんだ?みんないるのに」 「麦野でなきゃ、私は超ダメなんです」 そっか、と返された言葉。 ふわりとしたそれは、包み込むような暖かさを感じた。 「だから、麦野も私でなきゃ超ダメなんですよ」 妖しく笑った小さな少女が、持っていたメニューを僅かに浮かせる。 二人の顔を覆うようにしたメニューのその裏側で少女達が何をしたのか、それは二人しか知らない。 end 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/index-index/pages/1129.html
1: 【種別】 人物 【元ネタ】 Trick art=視覚的な錯覚を利用した作品。 【初出】 とある科学の超電磁砲第9話 能力の詳細な説明は第10話 アニメ版キャストクレジットでは「トリック」表記 【CV】 近藤孝行 【解説】 三人組のスキルアウトのリーダーを務める男。 所持する能力は『偏光能力(トリックアート)』。 以前から暴行・薬物・等々の犯罪に手を染めており、風紀委員や警備員を目の仇にしていた。 鋼盾掬彦に『幻想御手(レベルアッパー)』を売りつけようとする現場を目撃した佐天涙子を脅し、 さらにそこに割って入った白井黒子にも襲い掛かる。 『幻想御手』で強化された能力と、廃ビルの地の利を活かして黒子を追い詰めるが、 黒子のビルを丸ごと倒壊させるという荒技の前に敗北した。 他の2人ともども警備員に拘束されるが、そのころには『幻想御手』の影響による意識の混濁がはじまっていた。 2: 【種別】 超能力 【解説】 自身の周囲の光を捻じ曲げ、実際とは違う位置に像を結ばせることで、周囲の目を誑かす能力。 これ自体に直接的な攻撃力はないが、 『空間移動(テレポート)』という、基本的に座標攻撃しかできない黒子にとっては相性が悪い相手だった。
https://w.atwiki.jp/railgun-yuri/pages/14.html
ゲコ太の携帯電話がゲコゲコと鳴り、寝ぼけまなこの御坂美琴は布団から 腕を這い出してそれを止める。両手両足をおもいき伸ばして 「ふぅああああ…」 と大あくびをした。カーテンからうっすらと朝日が差し込んできている。 週の半ばにくると学校が面倒になるが、お天気がいいとあればそれは別。 隣のベッドでまだ睡眠中の後輩の携帯が、同じようにアラームを鳴らしていて、 美琴は目をこすりながら静かに首をかしげた。 「黒子―。あんたの目覚まし鳴ってるわよ」 返答がない。 「ちょっと、黒子?」 「…ん。おねえさま……。おはようございますの」 黒子は携帯を止めたが、起きる気配がない。ベッドの膨らみがぴくりとも動かないのだ。 着替える間中、彼女の下着のセンスにブツブツ文句を言う黒子が起きないことをいいことに 美琴はさっさと着替えを完了させる。 バスルームで身だしなみを整えて出てきても、黒子はまだ起きない。 これから食堂へ行き、再度自室に戻り、それから登校なのでまだ寝ていても平気だが、 それでは朝食をとり損ねてしまう。その前に寮監に大目玉を食らうこと間違いなしだ。 「黒子、どうしたの?」 「…すこし、具合がよくないみたいですの」 「え?」 ちょこんと布団から顔を出した黒子の顔色は真っ赤で、ぼんやりとこちらを見ている。 その額に手を当てなくてもどれくらい熱があるか分かるくらいに顔が真っ赤だった。それでも念のために手に額をやる。 「かなり高いわね。わたしから寮監に言っておくから今日は学校休みなさい。まったくあんたはいつも薄着で寝てるからよ。もっと暖かい格好で寝なさいよ」 「はい…」 あまりに素直に黒子が頷くので、少々拍子抜けをしてしまう。 「風邪うつすといけないから、朝ごはんはみんなが学校へ行ってから食べに行くのよ。ちゃんと食堂の人に言っておくから。おかゆがいい?」 「はいですの、おねえさま」 「それじゃわたしご飯食べに行ってくるから、いい子で寝てるのよ」 「………おねえさま…」 部屋から出て行こうとした美琴を小さな声が呼び止めた。ドアノブに指を置きながら振り返る。 「ん? なんか欲しいのもあるの?」 「……ごめいわくおかけて、ごめんなさい…」 そういう黒子の声は今にも泣き出しそうで、震えている。だからつい美琴はこんな行動に出てしまった。 無言で黒子のそばまで寄ると、彼女の額に髪をかきあげて、優しく唇を落とした。 じっとした熱が唇に移る前にすっと退く。そして何気ない口調で続ける。 「馬鹿なこと言ってないでちゃんと治すこと」 「…おねえさま、いま?」 黒子が額を押えて、潤んだ瞳で見つめ返してくる。 「じゃ、行ってくるわね」 その質問に答えることなく美琴は部屋を出て、数歩歩いてから真っ赤な顔をして廊下にうずくまった。 よく分からない動悸やら羞恥やら。さっきの突発的行動の意味。 (私も黒子の風邪がうつったんだ) そう結論付けて、御坂美琴は立ち上がり食堂へ急いだ。顔の火照りはおさまらない。 名前 コメント